架け橋としての役割

何も知識がない人からみると、エンジニアは魔法使いのように思うときがあります。
クリックひとつで何でもできるようになることが、一番の希望なのです。
ですから具体的なことや技術的なことに関係なく、ただ「こうだったらいいのに」といった希望を素直にぶつけてきます。
実際に可能なこともあれば、不可能なこともあります。
また可能にするためには、必要な機材や費用が発生することもあります。
ですが困ったことに、エンジニアに頼る多くのユーザーは、この必要な機材や費用についても理解していません。
もちろん予算にも時間にも余裕があれば、エンジニアの勧めるままにお任せしてくれますが、予算も時間もない場合は難航します。
このような場合、いくらエンジニアが時間を費やして説明しても、理解されないことの方が多いのが現状ではないでしょうか。
もちろん知識や技術がない人の中にも理解力が高い人もいますが、やはり少数ではないかと思います。

そのため、希望する内容を具体的に理解し、また構築するためにどのようなシステムや機材が必要で、どのような段階を踏まえるのか、また予算がどれぐらいかかるのかといったことをユーザー側に理解してもらうために、フロントエンドエンジニアが活躍することになります。
つまりかなりの知識や技術が必要な職業だと考えて良いでしょう。
エンジニアとしての知識や技術はもちろんのこと、それらの技術を活用してどのような表現が可能なのか、また可能にするためにはどのような提案をしなくてはいけないのかといった、説明役と考えると分かりやすいのではないでしょうか。
専門家には簡単なことでも、一般の人には難しくて分からないこと、また一般の人が求める技術をエンジニアに分かるものに変えて説明したり、理解させることができるのが最も必要な仕事かもしれません。
このように、フロントエンドエンジニアが行うのはユーザーとエンジニアを繋ぐ仕事であり、とても重要なポジションであると言えます。

Comments are closed.